与論島2005 9月8日〜10日

最近思っていること。。。「 トレバリーを釣ってみたい。」

だが、一般的なオフショアフィッシングには個人的に疑問が残るのだ。

東京湾奥で育ってきたアングラーだからか。
優秀な船長、定番のルアー、高級タックル・・・教えてもらったメソッド。

それらを一式そろえて釣れた魚にどれだけ満足感が得られるのだろうか?
俺は風・流れ・シーズンなど・・・・自分で考えた場所・時間・タックルで釣りたい。
マイボートがあるなら喜んでオフショアもやるだろうが、そんなことは一般的に不可能。
だったらオカッパリでやるしかない。どんなに小さな魚でも、納得のゆく結果が出るはずだ。

※別にオフショアな方々を批判しているわけではありませんよ(笑)。考え方は人それぞれ。
---------------------------------------------------------------------------------

さてさて、やってきました日本国内南の島。釣りとしてはかなり渋いチョイスな与論島。

事前情報もほとんど無く、これこそアジバカStyle!
沖縄本島のすぐ北に位置するけど鹿児島県。原付でもすぐに一周できる小さな島。
今回は南の島オカッパリフィッシングの感触をつかむ為の五目釣り。GT釣れればラッキー作戦。
2泊3日の予定なのでサクっとやっつけたいところ。

DHC-8のターボプロップの音に酔いしれながら到着。

やっぱレシプロ機はたまらん。

低騒音タイプのエンジンを積んでいる機体だがなかなかのサウンド。

那覇から35分のフライト

お昼過ぎに到着しとりあえずホテルから歩いて行ける茶花港で試し釣り。

後でわかったのだが、ここでも30キロオーバーGTの実績があるらしい。

イカの泳がせ釣りらしいけど。

しばらくして、根の上を通してきた工藤さんのミノーに45センチ位のトレバリーがチェイス!
その後も同じ根からチェイスしてくるがバイトには至らず。

釣れないので20分ほど歩いて与論港へ。

堤防の上からコバルトブルーの海を見てみると、黒っぽい物体が沢山泳いでいる・・・
ん?もしや、あれ、アオリイカ!?
エギにチェンジして足元に落とし誘ってみるとすぐに乗った!


トンカツサイズのアオリGET。

2投目でもGET。日本国内初アオリ!(笑)


こっちではミズイカと呼ぶらしい



その後はなかなか反応しなくなりダメ・・・工藤さんとpipin君はかなりねばってましたね。
pipin君はメタルジグでカサゴ2GET。
そんな感じで1日目終了。夜は居酒屋でアオリイカを刺身と焼きイカにしてもらって飲み会。
夜も出撃する予定が飲みすぎて爆睡。ああ、これが俺たちのスタイルだね。

--------------------------------------------------------------------------------

2日目

今日は朝から原付バイクを借りて島内ランガン。これ最高!みんなバイク好きだし。
とりあえず島内に唯一の釣具店に行き情報収集。
店内にはオカッパリで釣られた36キロのGTの魚拓が。

このとき、タックル一式を店の前において買い物をしていたのだが、それを見た釣り好きな地元の若者がやってきた。
すごく親切な人でしっかりGT事情などをGETして釣り場へGO!
何箇所か様子を見つつ麦屋漁港へたどり着つく。
ここは防波堤の先端からの釣り。完全にリーフ内なのだが水深のある砂地に根が点在しいい感じ。
早速工藤さんのミノーにトレバリーが連続でチェイス!

僕のトップには反応があるもののバイトが出ないので最近必殺のコモモジャカジャカ巻きをやったらヒットォ〜!!!

2.5キロ、55センチのカスミ。まあフッコクラスかな?
コモモでカスミ(笑)

シイラみたいにランディングするまでずっと合い方の魚がくっついてきた。
シーバスロッドでは根を回避しながらちょっとヒヤヒヤなやり取り。

暑かったので防波堤から海に飛び込み泳いだ後に釣れちゃって上半身裸ですまん。。

それっきり反応はなくなってしまったが

工藤さん、ナントカフエフキダイGET!
いい引きするらしい。

ルアーはUnder20。
ちなみに全員シーバスロッドですよ(笑)

このポイントにもアオリイカが沢山泳いでいるがもう昨日釣っているんでみんな興味なし(笑)

その後は引き続き島内のポイントランガン


これは皆田海岸

名もないビーチで海パンウェーディング
ここではチェイスがあったがバイトは出ず 島内はこういう場所が多く、釣り不能

そして夕方。朝出会った釣り好き青年が行くといっていた場所に。あら、昨日も行った与論港じゃん。
工藤さんはとりあえずアオリイカを釣って夜の肴確保。
薄暗くなるにつれ地元のアングラーが集まってきた。

青年曰く、地元でGTを狙うアングラーはコレで全員だそうです(笑)

20キロオーバーが毎月1本は出ているとのこと。
あ、そのペースでしか釣れないなら俺には無理だね・・・

このポイントでは10キロオーバーのイソマグロも釣れるらしいので岸壁ジギングもOK(笑)

俺も今回密かに持ち込んだライトGTタックルをセットしポッピングを繰り返す。
足元にはたまにカツオが単発で回遊してくるが無視。

日没を過ぎ真っ暗になってきた。青年「釣れるならこの時間ですよ」と。
ナイトGT状態になりポップ音だけがが辺りに鳴り響く・・・・

結局、20時を過ぎたあたりまでやっていたがみんなノーバイト。予定通り(笑)
しかしこの連中、かっこよすぎるぞ!安物リールと中古ロッド、手作りルアーで仕事帰りに毎日GTを狙う。
いいねぇ。あこがれるね。。こんな生活。
ホテルまでの帰り道、僕は青年に車で送ってもらってしまった。サンキューでした。

--------------------------------------------------------------------------------

3日目

今日は早くも最終日。早起きして歩きで行ける茶花港へ。すげーねみー。



そして、2投目に、衝撃の瞬間を迎えた。
根の上でドッグウォークしていたミスカルナが「チャボッ」っと水中へ消えた!!!

次の瞬間、「ギャァーーーー」と悲鳴のようなドラグ音!
とてつもない量のラインを数秒間出されそのままあっけなくラインブレイク・・・
呆然と立ち尽くす俺。「何もできなかった」とはまさにこのこと。。。
このとき、オカッパリとはいえ南国でトレバリーを狙うことの意味を再認識。

ああ、シーバスロッドでトレバリーって、なめてたね。

大型がヒットする可能性がある以上、タックルは万全で望むべきだ。
この根が点在するポイントでシーバスロッドでは5キロオーバーのカスミも無理だろう。
GTロッドとはいわないまでもせめてロングなシイラロッドなら何とかなってたかも。ものすごく反省。

気をとりなおしラインを組みなおして同じ根にジャイアントDOG-Xをキャストするとルアーの後ろで大きなウミガメが
「ポコッ」と頭を出した。「ウミガメいるんだねー」なんて言った直後、「ゴン!」となにかがヒット!?
おい、マジカヨ!?ウミガメってルアー食うのか?
「ジ、ジ、ジ、ジジジジーーー」と巨大ハクレン以上の重さ!ドラグを出されてまたもやラインブレイク!
これは不可抗力でしょ・・・・ 合わせを入れてないのでフッキングしてないことを祈るばかり・・・バーブレスだし。
カメさんゴメンナサイ。 後でウミガメ保護基金に募金しておきます。

オジサン


その後スプーンでオジサンゲット。

朝食をとり、帰りの飛行機までの時間、昨日カスミが釣れたポイントに行くことにした。
だが、到着してみると台風15号の影響でウネリが入り防波堤は波をかぶっていて不可。
仕方なく港の奥のスロープでメッキと遊ぶ。

スプーンですぐに釣れたがその後はチェイスのみでなかなかバイトしない。

スプーンよりもマイクロポッパーの方が反応が良かった。
初めてメッキを釣ったけどコレ、面白いね!
この場所でもpipin君はカサゴゲット。

「カサゴのpipin」確定

そんな感じで時間を潰していると突然、50センチくらいのロウニンの群れが湾内を泳いでいるのを発見!
ポッパーやミノーを投げるもルアーに全く反応しない。。。相模湾のシイラみたいだ(笑)
スレているってことはありえないのでやっぱり活性の問題なのか・・・残念。こんな場所でもそこそこサイズがいるんだね。

--------------------------------------------------------------------------------

そんな感じで今回の遠征は終了〜
終始雨が降ったり止んだりで雨宿りしながらのランガンだったが非常に楽しめた。
特に与論島はとても小さい島でお金を使うところも居酒屋くらいしかなく、サトウキビ畑の中をバイクで走るのは面白かった。
のんびり、のどかで、まったりとルアーを楽しむには最高の場所だ。

今まで俺がやってきた東南アジアの釣り、湾奥シーバス、相模湾のシイラが融合したような楽しさ!

GTを釣りたいって気持ちは消えてしまいカスミねらいで十分楽しかった。また来るよ!
与論空港では何故か敷地内でヤギを飼ってる。
こんな空港アリか?

空港の食堂は70年代のスナックみたいなイメージで値段も安い(笑)

工藤さんはメニューに無い「もずくラーメン」を強引に作ってもらい食べていたw

島人はみんな親切でいいひとばかり。

今回は場所が場所なのでポイントを丸出ししています。
もし行かれる方は離島とはいえマナーを守って釣りをしてください。
ゴミの持ち帰り徹底や港湾で仕事をしている人の邪魔にならないように。
特に「もずくラーメン」とか無理を言わないように(笑)

TACKLE
ロッド DAIKO アルテサーノRA-77 "Enpunto"
SAURUS DECK-STICK SS90-6
リール SHIMANO TWINPOWER Mg4000
DAIWA SALTIGA Blast 4500
ライン シーバスPE2号 リーダーナイロン30lb
PE5号 リーダーナイロン80lb
HITルアー いろいろ