タイ中央部、ナコンサワン。
こんな観光客などほぼ来ないであろう普通の都市に住むシゲさんのホームページを見つけたのは
2003年の8月のことだった。 そこにはなんとも魅力的な雷魚(レッドスネークヘッド)釣りが書かれており
東南アジアと釣りが大好きなこのバカ(俺のこと) は一瞬で出撃を決意した。

シゲさんのページ アジアでルアーフィッシング!

そんな感じでやってきましたナコンサワン。バンコクからミニバスで2時間半。
バス停に到着後、シゲさんに電話すると早速迎えに来てくれた。
シゲさんはゲストハウスも経営しており、今回はそこへ3泊し2日間雷魚釣りに徹することとなった。

シゲさん宅に到着するとすでに別の日本人カップルY君とKちゃんが宿泊しており、東南アジアと釣り好きな
バカ達は早速意気投合し一緒に釣りをすることとなった。
それにしてもこのカップルは相当のツワモノ。Y君は某釣り雑誌の会社を釣りができないということで退社して
半年間にも渡るアジア釣り旅行の最中とか。それに着いてくる彼女もある意味スゴイ。
Y君は東京湾シーバスもやっていてあらゆる釣りに関して非常に詳しくいろいろと勉強させていただいた。

そしていよいよ釣り初日。

ルアービルダーのサンダルおじさんとその息子も交えていよいよ野池に出撃だあ!

サンダルおじさんとは拾ったサンダルを材料に雷魚用ルアーを作っているすごいタイ人。
こんな人が一緒に来てくれるとは頼もしい。

この時期のタイは1年でもっとも気温が下がりあまり雷魚釣りには向いていないらしい。
とくに水温が下がる朝は活性が低いのであまり期待できないとのことだったが期待せずにはいられない。

早速3隻のプラスチックボートで釣り開始。



開始から10分ほど、まだ何もわからんけどとりあえずタイ製のペラ付きルアーを投げているとゴン!とバイト。
そのままリトリーブしているとまたバイト!これがタイの雷魚釣りか!
プロペラ付きトップウォータープラグをかなりのファーストリトリーブで食ってきた。
しかもミスバイトして追い食い。こりゃーおもしろい!

で、一時間後、ついにGET!


ちいさいけどレッドスネークヘッド!タイ名プラー・シャドー
ルアーは日本から持参したWaterlandのバス用スイッシャーの超早引き。

岸際に生えている草の中から飛び出してきたエキサイティングなヒット。

シゲさんはスピニングでやった人はいないと言っていたが、僕はスピニングで大正解。
このリトリーブ速度だと5000番のリールがほしいくらい。
ベイトタックルではリトリーブだけで疲れてしまうのでは?

結局午前中はその一本のみ。昼飯を食べて釣具屋に行ったりして夕方から再出撃。

一発でかいのをスイッシャーでヒットさせるもバス用フックを一瞬で伸ばされてバラシ!
シャドーは口が強力なので6番フックじゃ話にならん。

その後、日没間際に1本GETしてこの日は終了。


夜は屋台からテイクアウトしてきた料理でみんな一緒に食事。釣りの話に花が咲く。


今日は2本ゲットという結果で僕的には結構満足していたが、これはかなり渋いらしい。
やはり冷たい風が吹いていて水温が下がり活性が低いとのこと。

ってことで翌日はサンダルおじさんの情報により100キロほど離れた池に遠征することに。


なんかメッチャ釣れそうな雰囲気。

早速ウイードの際にスイッシャーを流してゆくがいまいちバイトがない。
それを見かねたのかサンダルおじさんが「俺の作ったルアーを使え」とばかりにサンダルルアーを
貸してくれた。これが大当たりでバイトの嵐。サンダルルアー恐るべし。
どうやらスイッシャーだとペラが小さくアピール不足になっているっぽい。
スイッシャーのファーストリトリーブで「ブシャシャシャ」とものすごい音がしているのにアピール不足とは・・・

しかしサイズが小さくなかなか乗らず1本ゲットするのに一苦労。


日が高くなってくると同時に風が強くなり釣りにならなくなってしまい撤収。残念。
風が止むのを待って池のほとりにあった動物園見物。
この動物園が意外と面白かった(笑)。手が届く距離でトラがいたりしてある意味スリリング。


動物園併設の水族館にいたプラーシャドー。推定5キロクラス。デカー。


食堂で食べた雷魚スープ。味は・・・。


スイッシャーのフックをカルティバのシーバス用太軸4番に変更。

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午後になっても風が止まないので結局昨日の野池に戻ることに。
ここまでのタイ雷魚経験から分析すると、小さい魚は岸際に、でかいのはある程度水深のある場所に
ついているような感じがしていたので今日は何も無いオープンな場所をひたすらキャストしてみる。
が、やはりちょっとサイズアップしたものの1本に終わる。

うーむ、残念。

ところが彼女は・・・

メッチャ釣ってるじゃん!しかも俺よりデカイの・・・完敗。

結局2日間で4本。しかも小さかった・・・

釣果はさておきこの釣りは非常に面白い。
トップウォータープラグの超ファーストリトリーブで魚がヒットする感覚。最高。

ペラルアーの「ブシャー」という音。「ボシュッ」というバイト音。今でも頭の中に響いている。

何より楽しかったのがナコンサワンという辺鄙な場所で出会った仲間。シゲさん、Y君、Kちゃん。
サンダルおじさんとその息子。サンダルおじさん宅の猫たち。(実はネコ好き)

本当にありがとうございました。
必ずリベンジするぞ。目標7キロ!

参考タックル

ロッド--タイ製6FT MHクラス。  リール--SHIMANO ツインパワーC3000
ライン--シーバスPE1.5号+ショックリーダーバリバスVEP30lbs
ヒットルアー--Waterlandスイッシャー、サンダルルアー。



おまけ。
3日目の午前中にシゲさん宅の裏の川で釣りをしてみましたがまったくダメ。
ミノーでナマズが釣れるらしいんだけど。。。

子供たちが網で魚を採っていたので見せてもらうと

バルブ?みたいなコイ科の魚とプレコ!
プレコって南米の魚じゃねーか!こんなところにも増殖しているとは・・・