DR日記第8話「足回り換装」 2003/05/25UP

エンジン換装以来の大幅変更をついに決行!
前後足回り乗せ替え!っていってもDR250SからDR250SHEMに付け替えるだけ・・・

なんでそんなことをするかって?

まず、ここまでの俺DRの経緯をおさらいしておこう。

さかのぼること91年。DR250SL購入。
その年、北海道へツーリング。翌年、24時間エンデューロなどに参加。
〜省略〜
2000年、DR250Sが長い眠りから覚めるが3秒で死亡。
2003年2月ヤフオクにてDR250SHE購入。
2003年3月、DR250SHEにグース350エンジンを乗せる。

そんな感じ。

で、 現状俺は2台のDRを所有しているわけだが、DR250SLのほうはエンジンがかからず放置状態である。
コレに目をつけたカノジョが突然バイクの免許を取った(しかも大型)。修理しろ、と。

せっかくだから俺には必要のない車高調整のついたSHEMの足回りをDR250SLにつけることにした。
あれ、だったら最初からDR250SLにグースのエンジンを積んだほうが早かったか・・・まあいいか。

SHEMをSL仕様にすることによって走りのメリットは多々ある。
まず、かなりの軽量化になること。前後ダンピング調整ができるようになることなど。

とりあえず、SLからフロントフォークとリアサスを取り外す。

本当はリアサスをOHしたいんだけど、ショップに出すと数万円はするからこのまま。ガス圧入してあるサスって自分でOHできるのかな?
パーツリストにはアッシしか出てないな。
窒素ガスならあてがあるんだけど。

次に、フロントフォークをOHする
交換したパーツはダストシールとオイルシールのみ。
もちろんフォークオイルも。

分解してみたらインナーロッドのトップにワッシャーが3枚ずつかませてあった。そういえば8年くらい前にイニシャル調整!とか言ってやった気がする・・・

倒立フォークのOHは初めてだったが、特に問題も無く終了することができた。
ある程度のバイクの知識がある人ならさほど難しくもないし、特殊工具なしでも何とかなる。

ちなみにDR250SLのフォークオイルは422cc、SS-8番である。SHENとSHEMはそれぞれ違うので注意。
スズキ純正オイルはSS-8だがヤマハ純正のG−10と同じ粘度らしいので値段が安いヤマハ純正にした。

素人がフォークをOHする際に一番問題となるのがオイルシールの圧入だが、僕は古いオイルシールをディスクグラインダーで
切断して新しいオイルシールにかぶせてプラハンで少しずつ叩いた。
専用工具があるに越したことはないが、めったにやらないことなのでこれで十分だと思う。

つぎに、SHEMから前後足回りを取り外す。(写真撮り忘れてた)
車高調整付きのDRの足回りは前後とハンドルのダイアルが繋がっていて、これは分解不可である。
全部繋がったまま取り外すのに多少苦労したが1時間ほどで外れ、無事SLの前後サスを組むことができた。
トップブリッジとアンダーブラケットは当たり前だがSL、SHEM共通なので交換せず。
リアのリンクロッドがパーツリストを見ると品番が違うので長さが違うのかもしれないがこれはちゃんとノギスで測らないと
解らないレベルのようだ。車高調整も興味があるので近いうちに調べてみよう。

組みあがったDR250SHEMに乗ってみると・・・軽い!数キロしか軽くなっていないはずなのだが、確実に体感できる!
ためしに河原でジャンプしてみたが動きも車高調整つきより格段によくなっている。

セルがほしくてSHEに乗ってる方、SLの足回りはお勧めです。
本当はDR350Sの正立フォークがいいらしいですが出物があまりないからね。

ってことで、DR250SHEMはDR250SE(350SE)になりました。

つづく

次回予告
次はいよいよSLのエンジン開けてみるぞ